2010年01月12日

【ゆうゆうLife】病と生きる 元ボクサー、俳優 赤井英和さん(50)(産経新聞)

 ■突然引退…すさんだ心 仲間に支えられて転身 

 「浪速のロッキー」と親しまれ、この試合に勝てば世界戦というタイトルマッチで、プロボクサーだった赤井英和さんはリングに倒れた。頭部にパンチを受け、脳挫傷、硬膜下血腫で重体。一命を取りとめ、入院生活はリハビリに励んだが、診断は引退勧告だった。「復帰を目指したからこそ、回復も早かったと思う」。俳優に転身するまでの日々をふり返った。(文 牛田久美)

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 いつか引退するとは分かっていたけれど、その日はあまりにも急にやってきた。ベッドの上で目覚めたとき、全く記憶がありませんでした。

 昭和60年2月5日。開頭手術の翌朝、「お前はけがをしたんや」と聞き、心の中で復帰を誓いました。布団の中で腕を上げたり足をねじったり。練習して、試合して、「世界タイトルつかんだんねん」とリハビリに励みました。青春の日々が途切れるなんて夢にも思いませんでした。

 「2度とボクシングはできない」−。お世話になった大阪市浪速区の富永脳神経外科病院で院長に告げられたのは3月30日、退院の当日。「えええ?」 わが耳を疑ったまま記者会見に臨んだのです。

 《翌朝刊には、「ロッキー退院 後遺症はなし」「うれしい春の訪れ」など、明るい見出しが各紙に踊った》

 しばらくは、通院が“仕事”でした。半年後、母校の近畿大が「ボクシング部のコーチにならへんか」と声をかけてくれました。エディ・タウンゼント(トレーナー)から受けた世界レベルのテクニックを伝え、みんな頑張ってくれて大学王座に2度も輝きました。うれし涙も悔し涙も一緒に流せる。けれども、帰宅すると何とも言えない寂しさがこみ上げてきました。

 心は一体でも、ライトが当たるのは選手。行き場のない思いに心はすさみました。酒に浸る日々に家族は去り、ファイトマネーの貯蓄で慰謝料を払い…。引退式をしてくれたリングでは、同時に世界王者決定戦が行われ、(赤井にあこがれて入門した)後輩の井岡弘樹が勝ちました。うれしかった。帰宅して朝飯を食い、延々と酒を飲みました。何か分からへんかったけれど寂しかったんだなあ。

 転機は、自伝『浪速のロッキーのどついたるねん』(講談社)の刊行でした。それを読んだ阪本順治助監督(当時)が「映画化したい」「赤井くんが赤井を演ずるんや」と、情熱的に映画の内容を語ってくださったのです。これで生き返らんことには死んでしまうんやないかと、必死で取り組みました。84キロを超えた体重を、ビタミン剤だけで66・5キロまで落としました。同時にせりふを覚える。映画「どついたるねん」は手術日と同じ2月5日にクランクイン。見ることやること初めてで、「今の5倍怒れ」「はいっ」と、ひたすら阪本監督の指示に従いました。監督は忘れられない恩人です。

 ボクシングという素晴らしいスポーツは、今やから言えるねんけども、イメージは良いものがずっと残る。命を削ることもあるスポーツで、僕はすべての試合を覚えています。でも、あの日の試合はいまだに記憶がありません。控室からリングへ、直前まですべて覚えているのに、ゴングが鳴ったあとの二十数分間の記憶がないのです。

 7ラウンドのゴングから2分48秒後、ぼくは倒れた。それはきっかけではあったけれど、もっと早く脳内出血が始まっていたと主治医から言われました。1ラウンド、2ラウンドと…と無意識に闘っていたのですね。医師からは「潜在的に嫌なことは忘れるもの。いつかまたふと思いだしますよ」と言われて、安心しているのですけれど。

 ぼくがはっきりと言えるのは、ここまで来られたのは、あの事故の前も後も変わらず支えてくれた仲間のおかげだということです。

【プロフィル】赤井英和

 あかい・ひでかず 昭和34年8月17日、大阪市生まれ。近畿大在学中、冷戦下のモスクワ五輪ボイコットで出場を断念。プロボクサーになり、12連続KO勝ちの日本記録(当時)を樹立した。プロの戦績は21戦19勝2敗(16KO)。平成元年、映画「どついたるねん」で俳優へ転身。ウルトラマンシリーズ出演などで人気を集めている。

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2010年01月09日

“ラジオ女子”牽引 聴取率上昇の兆し お目当てはアイドルの本音トーク(産経新聞)

 中学生女子のラジオライフの実態を探ってみた。

 東京都千代田区に住む中学2年生の加藤未来さん(14)=仮名=は、月曜日から木曜日、午後10時15分になると、テレビを消し、ラジオの前に座る。お目当ては、文化放送「レコメン!」に出演するジャニーズの人気グループ「Hey!Say!7」だ。

 メンバーの中でも知念侑李(ゆうり)君がお気に入り。「テレビではニコニコして“ですます調”の知念君が、ラジオでは意外と毒舌で『〜じゃないの?』って語りかけてくる。すごくいい」

 オンエアの翌日は、クラスメートと番組の話題でもちきりだ。「クラスの半分くらいは、ラジオ聞いているんじゃないかな?」と言う。

 人気アイドルグループ「AKB48」内のユニット「ノースリーブス」にハマっているという東京都三鷹市の中学1年、寺川唯さん(12)=仮名=は数カ月前、父親のパソコンで検索し、ニッポン放送の「週刊ノースリー部」を発見した。

 「英語講座を聞くために親に買ってもらった」ラジオは母親によってNHKにチューニングされており、「どうやって好きな番組を聞けばいいか分からなかった」。

 それでも、ノースリーブスの声を聞きたくて、友人からチューニング方法を習った。

 オンエア中、一緒に聞いている友人と「今、ラジオで言っていたこと、かわいかったね」と携帯電話でメールを打ち合うのも楽しみの一つだという。

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2010年01月08日

酒気帯び運転で読売新聞配達員を逮捕(産経新聞)

 神奈川県警都筑署は1日、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、横浜市都筑区北山田の読売新聞配達員、武田和也容疑者(23)を逮捕した。容疑を認めているという。

 同署の調べによると、武田容疑者は1日午後0時15分ごろ、同区東山田の市道で、酒気を帯びた状態でミニバイクを運転した。武田容疑者は交差点で同区内に住む自営業の男性(60)の乗用車と接触する事故を起こし、通報で駆けつけた同署員が調べたところ、呼気1リットル中0・35グラムのアルコールが検出された。

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